一気に大量のポジションを持つのではなく、証拠金の2~4倍程度で、月々の給与からドルコスト平均法のように、あるいは一定額を天引きする財形貯蓄のように、毎月少しずつ積み立てて行くイメージです。
ここで注意するリスクは2つあります。ひとつは、資源国通貨はボラタリティが高いこと、分かりやすく言うと、凄まじく乱高下するので、十分に底値圏に近いところでポジションを入れないと、いくら低レバレッジで吹っ飛ぶリスクは低いとはいえ、精神的にタフということです。
たとえば先進国の工業系の経済指標が冴えなかった、とか最大の工業生産地である中国の経済指標が期待外れだった、などの理由でどーんと下げたりします。
基本的にこのポジションでは損切りはせず、過去データを見て最大限下がっても吹っ飛ばない範囲でレバレッジを設定し(3倍以下でしょう)、しかも過去データを見て十分安値圏に来たところで買いを入れます。
たとえば、以下の南アランドの月足(つきあし、毎月単位の値段の動きを表す)を見てください。2012年以降は9円から11円の間を動いています。ということは、10円未満で、できれば9.5円以下で仕込むと比較的安全だといえます。FX会社の建玉(たてぎょく)画面で、含み損を示す赤いマイナスの数字が並ぶのを見るのは、精神的に大変ですが、毎日2,000円以上のスワップ金利が入ってくるのは嬉しいものです。

これを毎月の給与から、一定額をFX会社に積み立てて、財形貯蓄のつもりでやっています。
もう一つ注意することは、経済学によると、高利率の通貨は長期的には下落する傾向があるということです。そもそも利子が高いということは、それだけリスクが高いということです。金融の世界にはおいしい話は無い、フリーランチは無いと言うことをしっかり肝に銘じておかなければなりません。
ですから時折モニタリングしながら、常に余剰資金をもつようにして、積み立てて来た何十枚かあるうち、高い値段で掴んだ玉については値段が上がったところでこまめに利確して資金を作っておいて、いずれ底値圏に来た時にまた安く買い足して、長期的には少しずつ平均値を下げていくようにする必要があります。
大きなトレンドを知るには、上記のように月足クラフを使うのが有効です。このように、南アランドは小刻みに上下していますが、移動平均の青い線を見ると分かるように、全体としてはゆったりとした下落傾向があるように思えます。9円台前半で仕込んでスワップを取り、10円を超えたところで利確できれば上出来でしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿