日本崩壊シナリオの後編です。
あるタイミングで0.6%とかの低金利で借り手が付く国債が国内で捌けなくなると、利子を上げて海外の売り手を探す必要があります。ただし、日本には世界的に見ても、あのいい加減なイタリアを遥かに上回るダントツの借金があること、景気減速と少子高齢化で出て行く一方で入ってくる見込みがないこと、その上、それでも改善の努力も見られないこと等々は世界中に知れています。
ということで、それなりのリスクプレミアム(リスクを負うことに対する金利の上乗せ)がないと、なかなか貸してくれようという物好きはいないでしょう。ということで国債の金利の上昇が起きるでしょう。債券の性質として、金利が上がると国債の価格は安くなります。
また、国債の金利が上がると、短期的には、利率はいいし、いちおう腐ったとはいえ世界第三位の経済大国だし、ということで、いったん買いが入る可能性があります。そうなると、それを狙って海外マネーが流入するので、欲しいという人が増えるので円の価値が上がり、困ったことにいったん円高に振れます。
何が言いたいかというと、どうせハイパーインフレになって超円安になるのだから、と考えて下手にレバレッジを掛けて外貨を買い持ちしていると、一時的な円高のときに含み損でぶっ飛ばされる恐れがあります。
たとえばレバレッジ5倍で100円で米ドルを1万ドル持っていると、本来100万円分あるところを20万円で支えていることになります。またFX会社によって異なりますが、投資分がマイナスにならないよう、強制ロスカット(損切り)が入ります。
たとえば私がバックアップで使っているSBI証券のFXでは、証拠金の50%で強制ロスカットが入ります。具体的には、たとえば1ドルが100円のときに1万ドル買っているとすると、日本のFXは(自分で倍率を選べる会社も少なくないので、もっと低い倍率で投資している人もいるでしょうが)レバレッジ25倍で運用している場合は100万円÷25で4万円の証拠金で運用しているということです。
証拠金の50%ということは、4万円の半分、つまり残金が2万円になったらシステムによって強制的に損切りさせられる、ということです。
先ほどの例でいえば、20万円で投資しているので、残金が2万円になったら、つまり18万円分、為替でいうと18円円高に動いて、100円が82円になったところで、入れておいた20万円が2万円になるということです。
もし下落のスピードが物凄く速い場合は、売ろうとしても買い手がつかないので82円で約定できず、たとえば75円でようやく決済できた、ということも起こりえます。
その場合は100万円が75万円になったということで、25万円の下落です。入金していた金額は20万円ですから不足分の5万円については、あとから追加の証拠金がFX会社から請求されます。これが「追証」といわれるものです。
そう考えると、超円安に備えるなら、レバレッジをかけないで100万円とか少なくてもレバレッジ2倍で50万円で1万ドルを持つか、いまはポジションをもたずに、いったん80円を割るくらいまで待ってから入れるかのいずれかがよいかと思います。
ちなみに私はリーマンショック前に1ドル110円とか100円で入れた外貨預金3万ドルがあるので(1ドル102円の今でも15万円近い含み損です)、その復活を待ちます。とほほ。
上記の私の外貨預金はネット銀行でやっていますが、FX投資をするなら、FX証券会社にするのがいいと思います。
なぜなら、上記の私のネット銀行は優遇措置が付いたので当時としてはよかったのですが、それでも片道手数料が50銭でした。3万ドルなんで米ドルに両替するのに1万5千円も取られた勘定になります。将来もし円貨に戻すときも同じような手数料を取られるので、結局銀行に3万円取られることになります。
これがもし、たとえば最近私がよく使っているYJ FX!(旧サイバーエージェントFX)だと、手数料は無料。代わりに証券会社の利益になるスプレッド(売値と買値の差額)は、たったの0.4銭です。1000ドルの取引に4円ということは、3万ドルの取引で4円☓30で120円です。
ということで、まず1つ目の防衛策としては、FX口座を開きそこにいつでも動ける一定金額を入金しておくことです。またネットで月足とかを見て、過去10年くらいの外貨の動きや特徴を頭に入れておくといいかもしれません。
米ドルであれば、120円くらいからずーっと下がってきていったん75円近くまで来て最近また105円近くまで来たとか、豪ドルであればリーマン・ショック後に50円近くまで行ったが、基本的に100円~70円くらいの範囲で動いているとか、何となく長期的なレンジが分かると思います。
次の作戦に行く前に、先物とオプションの説明をしたいと思います。
2014年4月26日土曜日
2014年4月25日金曜日
大手金融機関が国債暴落に備えているが、うちはどうしようか(前振り編)
今日は少し下がりましたが、やや膠着した相場が続いていますね。
私のポジションはやや含み損がありますが、それでも買い増しや損切りのレベルに達するわけでもなく、ここ1週間くらいは全くポジションは変更していません。
ただ買い中心のポジションなので、マイナスがずらっと並んでいます(苦笑)。日本企業の決算がよければ、それなりに戻るとは思いますが。
その間に以下の本を読んだので、ご紹介したいと思います。1つ目は経済や投資に詳しい作家として活躍している橘玲氏の「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」、もう1つはこれも少し古い本ですが、やはりビジネスや投資、マーケティングや自己啓発書などで売れっ子作家の午堂登紀雄氏の「日本脱出」です。
まず、これからの日本社会で起きることは、というより今現在も進行形で進んでいることは、少子高齢化、グローバル化によるビジネスでの競争激化、それにともなう世界的な賃金の均質化(先進国では賃金低下)、おそらく崩壊するであろう医療や年金等の社会保障の仕組み、等いくつかありますが、だいたい起きることは我々が常識的に、また感覚的に分かっていることです。
とりあえず世界中で裕福な層と貧乏な層に二極化して、中間層がなくなることは容易に想像できます。その結果として、おそらく足腰が動くうちは働き続けるしかないことも、覚悟しておくべきかもしれません。
特に我々投資家が考えるべき最大のポイントは、国債の発行高、つまり国の借金が1,000兆円以上という、ほぼ返済不可能なところまで来ていることは、自分たちはもちろん、世界の経済にとっても大きな懸念材料です。
今はまだ銀行や生保が国債を買っており、日本国民の金融資産の総額が借金の額を上回っているので、資金の大半は国内で調達できます。
もし将来的に、借金の額が国内で賄える量を超えてしまったら(そして今のペースだとこの日は数年以内に訪れます)、国内で賄えない資金を海外から借りてこなければいけません。
ところが、海外に比べて現在の国債の利率はかなり低いので、それなりに利上げをする必要があります。海外には1%以上の債券がいろいろあるのに、為替リスクを追って0.6%以下の利子では、確かに貸す側にはメリットのない話です。
そうなると借り手がつかずにあっさり日本国として債務不履行な状況になるか(昨年冬に米国政府が債務不履行で一部の公共サービスを停止したことを思い出します)、あるいは海外投資家が受け入れるであろう水準まで利率を上げないといけません。
債券において、債券価格と利率は反比例するという大原則があるので、利率を上げることで債券価格は下がります。
一定以下に下がると、巨額の含み損に悲鳴を上げた体力のない金融機関から(おそらく地銀とか信金、中堅以下の生損保とか)損切りで日本の債券類を売りに出します。そうなると売りが売りを呼び、なかなか買い手がつかず、さらに価格の下落に拍車が掛かります。
また大幅に債券価格が下落することで、利率ももっと上がります。そうなると変動金利で借金をしていた人(私の住宅ローンもそうです)は上昇する金利に耐え切れず、家を手放す人も出てくるに違いありません。
そういえば、今日の日経新聞に興味深い記事がありました。それは大手生命保険会社の明治安田生命保険(私はこの会社には騙されてお宝保険を解約されてしまったので、全くいい印象はないのですが)が手持ちの日本国債が一定の基準以下に下がったら、売却する準備を始めたということです。
また郵政グループを除いた日本最大の金融機関、三菱東京UFJ銀行でも、償還までの期間の長い債券はできるだけ買わず、年数が3年くらいの国債へのシフトを進めているということです。
衰えたとはいえ世界で三番目に大きな経済規模であり、また外貨準備高なども半端ではありません。日本が飛ぶと経済的に関係の深い先進各国や近隣諸国での経済への大打撃があり、さらに日本が保有する外貨が市場に出回った場合の、各通貨(大半が米ドルでしょうが)の大幅安などが考えられるます。
何だか凄い眠いので続きは明晩にでも書きます。
私のポジションはやや含み損がありますが、それでも買い増しや損切りのレベルに達するわけでもなく、ここ1週間くらいは全くポジションは変更していません。
ただ買い中心のポジションなので、マイナスがずらっと並んでいます(苦笑)。日本企業の決算がよければ、それなりに戻るとは思いますが。
その間に以下の本を読んだので、ご紹介したいと思います。1つ目は経済や投資に詳しい作家として活躍している橘玲氏の「日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル」、もう1つはこれも少し古い本ですが、やはりビジネスや投資、マーケティングや自己啓発書などで売れっ子作家の午堂登紀雄氏の「日本脱出」です。
まず、これからの日本社会で起きることは、というより今現在も進行形で進んでいることは、少子高齢化、グローバル化によるビジネスでの競争激化、それにともなう世界的な賃金の均質化(先進国では賃金低下)、おそらく崩壊するであろう医療や年金等の社会保障の仕組み、等いくつかありますが、だいたい起きることは我々が常識的に、また感覚的に分かっていることです。
とりあえず世界中で裕福な層と貧乏な層に二極化して、中間層がなくなることは容易に想像できます。その結果として、おそらく足腰が動くうちは働き続けるしかないことも、覚悟しておくべきかもしれません。
特に我々投資家が考えるべき最大のポイントは、国債の発行高、つまり国の借金が1,000兆円以上という、ほぼ返済不可能なところまで来ていることは、自分たちはもちろん、世界の経済にとっても大きな懸念材料です。
今はまだ銀行や生保が国債を買っており、日本国民の金融資産の総額が借金の額を上回っているので、資金の大半は国内で調達できます。
もし将来的に、借金の額が国内で賄える量を超えてしまったら(そして今のペースだとこの日は数年以内に訪れます)、国内で賄えない資金を海外から借りてこなければいけません。
ところが、海外に比べて現在の国債の利率はかなり低いので、それなりに利上げをする必要があります。海外には1%以上の債券がいろいろあるのに、為替リスクを追って0.6%以下の利子では、確かに貸す側にはメリットのない話です。
そうなると借り手がつかずにあっさり日本国として債務不履行な状況になるか(昨年冬に米国政府が債務不履行で一部の公共サービスを停止したことを思い出します)、あるいは海外投資家が受け入れるであろう水準まで利率を上げないといけません。
債券において、債券価格と利率は反比例するという大原則があるので、利率を上げることで債券価格は下がります。
一定以下に下がると、巨額の含み損に悲鳴を上げた体力のない金融機関から(おそらく地銀とか信金、中堅以下の生損保とか)損切りで日本の債券類を売りに出します。そうなると売りが売りを呼び、なかなか買い手がつかず、さらに価格の下落に拍車が掛かります。
また大幅に債券価格が下落することで、利率ももっと上がります。そうなると変動金利で借金をしていた人(私の住宅ローンもそうです)は上昇する金利に耐え切れず、家を手放す人も出てくるに違いありません。
そういえば、今日の日経新聞に興味深い記事がありました。それは大手生命保険会社の明治安田生命保険(私はこの会社には騙されてお宝保険を解約されてしまったので、全くいい印象はないのですが)が手持ちの日本国債が一定の基準以下に下がったら、売却する準備を始めたということです。
また郵政グループを除いた日本最大の金融機関、三菱東京UFJ銀行でも、償還までの期間の長い債券はできるだけ買わず、年数が3年くらいの国債へのシフトを進めているということです。
衰えたとはいえ世界で三番目に大きな経済規模であり、また外貨準備高なども半端ではありません。日本が飛ぶと経済的に関係の深い先進各国や近隣諸国での経済への大打撃があり、さらに日本が保有する外貨が市場に出回った場合の、各通貨(大半が米ドルでしょうが)の大幅安などが考えられるます。
2014年4月9日水曜日
不動産投資が儲かるのかまだよく分からないので研究だけに留めています
以前から本を読んだり、他人の体験談を見て不動産投資について研究しています。
とはいえ、流動性が高く、あまり利益にならないようならさっさと損切りができる金融商品と異なり、不動産は動かすのにそれなりに時間や手間が掛かります。
また、B2Cビジネスであるため、支払い能力のない人、クレーマー、問題を引き起こす人などが店子になってしまい、経費と手間ばかり掛かる、なんてリスクも想定されます。そういう理由でどうにも二の足を踏んでしまっているのが現状です。
そうこうするうちに、職場の同僚や投資仲間に不動産投資を始めている人がいることを知りました。
Aさんは30代後半の独身女性。1年くらい前に投資用マンションを購入したそうです。そういえば、外資系ということで金があると思われているのか、時々不動産会社から「投資用マンションを買いませんか?」という電話が掛かってきます。外資系といっても、日系企業より多少は給与はいいかもしれませんが、劇的に変わる訳でもないのですが。
ちなみに彼女の収支を聴いたところ、毎月1~2万円の持ち出しだそうです。それを損益通算して、節税しているとのことでした。新築を買ったり多少無理したローンの返済プランを組んでいるのかもしれません。
とはいえ、赤字になるようではちょっと投資としては疑問です。そもそも新築物件はいろいろ経費が乗せられているので、割高だというのは、どの不動産投資家の本でも共通して書かれていることです。地道に割安な物件を探すしかないように思います。
Aさんは、「まあお一人様かもしれないから、そのときは自分の老後の棲家にする」と言っていますが、実際に利益を得て、適切なタイミングで損しない値段で売り逃げないと、ちょっと割の合わない投資になる恐れがあります。
また投資仲間のBさんは、年は私と同じ40代後半の独身男性。何でも友人が取引している不動産管理会社を紹介してもらって、そこでワンルームマンションを区分所有して、何とか副収入にならないか検討していました。
いちおう浅草橋だか、わりと需要はありそうなエリアに中古マンションを探し、それからオリックスとりそなの不動産投資用ローン(言い換えると事業用ローンですが)の審査を受けているそうです。オリックスは通る可能性が高そうですが、やや利率が高いようで、ちょっとそこが気掛かりです。
シミュレーションすると、月々の家賃収入からローンの返済額を引くと、1~2万円弱くらいのプラスになるとのことでした。その他経費や税金が掛かるので、実際の年間の手取りはそのまた半分くらいになってしまうかもしれません。
中古物件であること、またまあまあ信頼できる不動産業者と組んでいるのであれば多少は有利かもしれませんが、中古マンションということで、価値が少しずつ毀損していくことを考慮すると、できればもう少し利益が出て、しかも買い手が付かなくなる前に5~6年フル回転してもらったら、買った時とそう変わらない値段で売れればいいのですが、どうでしょうか。
ということで、彼らの展開をもう少し見させてもらって、自分でも利益が取れそうであれば、少し物件を見てみたいと思います。
とはいえ、多くの成功した草の根投資家が金融商品で出た利益で区分所有のマンションを買ったり、アパートを買ったりしているのを見ると、もし挑戦するならローンが組みやすいサラリーマンであるうちにやるべきだとも思います。
一つ言えるのは、うちの近所の長者どんのように、自分の土地を売って(それを建売住宅の業者が買って、さらに私が家ごと買ったわけですが)、それを資金に残った地所にアパートを立てて、という無借金の経営であれば入ってくる家賃が丸々収益になるので、無借金もしくは低借金経営であれば、何とかなりそうな気はします。
とりあえず身近な人のやり方をもう少しスタディさせてもらおうと思います。
とはいえ、流動性が高く、あまり利益にならないようならさっさと損切りができる金融商品と異なり、不動産は動かすのにそれなりに時間や手間が掛かります。
また、B2Cビジネスであるため、支払い能力のない人、クレーマー、問題を引き起こす人などが店子になってしまい、経費と手間ばかり掛かる、なんてリスクも想定されます。そういう理由でどうにも二の足を踏んでしまっているのが現状です。
そうこうするうちに、職場の同僚や投資仲間に不動産投資を始めている人がいることを知りました。
Aさんは30代後半の独身女性。1年くらい前に投資用マンションを購入したそうです。そういえば、外資系ということで金があると思われているのか、時々不動産会社から「投資用マンションを買いませんか?」という電話が掛かってきます。外資系といっても、日系企業より多少は給与はいいかもしれませんが、劇的に変わる訳でもないのですが。
ちなみに彼女の収支を聴いたところ、毎月1~2万円の持ち出しだそうです。それを損益通算して、節税しているとのことでした。新築を買ったり多少無理したローンの返済プランを組んでいるのかもしれません。
とはいえ、赤字になるようではちょっと投資としては疑問です。そもそも新築物件はいろいろ経費が乗せられているので、割高だというのは、どの不動産投資家の本でも共通して書かれていることです。地道に割安な物件を探すしかないように思います。
Aさんは、「まあお一人様かもしれないから、そのときは自分の老後の棲家にする」と言っていますが、実際に利益を得て、適切なタイミングで損しない値段で売り逃げないと、ちょっと割の合わない投資になる恐れがあります。
また投資仲間のBさんは、年は私と同じ40代後半の独身男性。何でも友人が取引している不動産管理会社を紹介してもらって、そこでワンルームマンションを区分所有して、何とか副収入にならないか検討していました。
いちおう浅草橋だか、わりと需要はありそうなエリアに中古マンションを探し、それからオリックスとりそなの不動産投資用ローン(言い換えると事業用ローンですが)の審査を受けているそうです。オリックスは通る可能性が高そうですが、やや利率が高いようで、ちょっとそこが気掛かりです。
シミュレーションすると、月々の家賃収入からローンの返済額を引くと、1~2万円弱くらいのプラスになるとのことでした。その他経費や税金が掛かるので、実際の年間の手取りはそのまた半分くらいになってしまうかもしれません。
中古物件であること、またまあまあ信頼できる不動産業者と組んでいるのであれば多少は有利かもしれませんが、中古マンションということで、価値が少しずつ毀損していくことを考慮すると、できればもう少し利益が出て、しかも買い手が付かなくなる前に5~6年フル回転してもらったら、買った時とそう変わらない値段で売れればいいのですが、どうでしょうか。
ということで、彼らの展開をもう少し見させてもらって、自分でも利益が取れそうであれば、少し物件を見てみたいと思います。
とはいえ、多くの成功した草の根投資家が金融商品で出た利益で区分所有のマンションを買ったり、アパートを買ったりしているのを見ると、もし挑戦するならローンが組みやすいサラリーマンであるうちにやるべきだとも思います。
一つ言えるのは、うちの近所の長者どんのように、自分の土地を売って(それを建売住宅の業者が買って、さらに私が家ごと買ったわけですが)、それを資金に残った地所にアパートを立てて、という無借金の経営であれば入ってくる家賃が丸々収益になるので、無借金もしくは低借金経営であれば、何とかなりそうな気はします。
とりあえず身近な人のやり方をもう少しスタディさせてもらおうと思います。
2014年4月2日水曜日
日足ベースのヒストリカル分析 ~基礎データを確認する
株やFXでポジションを建てる前に、私は過去データを1~2年程度遡って一定期間の間で最高値、最安値、平均値、中央値、標準偏差等を確認します。
分析といっても、将来のことは分かりません。ですから、あくまで過去データを見て、まあ経済環境などが大きく変わらなければ、それなりに取引量のある同じ銘柄である以上、ある程度動きのクセというのは変わらないだろう、という前提での話です。
それでも、(必要以上に過去データに縛られるのは危険ですが)これから自分が取り扱う銘柄がどのような数値で動いているか、何か特徴や傾向があるのかを事前に確認しておくのは、意味のあることだと思います。
ここでは一例として、私が手掛けている南アフリカランド/日本円(ZAR/JPY)のデータを見てみましょう。
まずは元データを入手する必要があります。「外貨名 ヒストリカル 過去データ」などで検索するといろいろデータを提供しているサイトが検索できます。私は自分でもバックアップの1つで使っているマネースクエア・ジャパン(http://www.m2j.co.jp/market/historical.php)のデータを利用させてもらっています。
長期的な傾向を見るためには月足を使うこともありますが、基本的には日足をダウンロードしてCSVファイルをExcelかフリーウェアのオフィスツール(私はOpenOfficeをインストールしています)を使って開きます。
分析といっても、将来のことは分かりません。ですから、あくまで過去データを見て、まあ経済環境などが大きく変わらなければ、それなりに取引量のある同じ銘柄である以上、ある程度動きのクセというのは変わらないだろう、という前提での話です。
それでも、(必要以上に過去データに縛られるのは危険ですが)これから自分が取り扱う銘柄がどのような数値で動いているか、何か特徴や傾向があるのかを事前に確認しておくのは、意味のあることだと思います。
ここでは一例として、私が手掛けている南アフリカランド/日本円(ZAR/JPY)のデータを見てみましょう。
まずは元データを入手する必要があります。「外貨名 ヒストリカル 過去データ」などで検索するといろいろデータを提供しているサイトが検索できます。私は自分でもバックアップの1つで使っているマネースクエア・ジャパン(http://www.m2j.co.jp/market/historical.php)のデータを利用させてもらっています。
長期的な傾向を見るためには月足を使うこともありますが、基本的には日足をダウンロードしてCSVファイルをExcelかフリーウェアのオフィスツール(私はOpenOfficeをインストールしています)を使って開きます。
株価データは1日が「始値」、「高値」、「安値」、「終値」の4つのデータが並んでいますが、シンプルにするために、「終値」のみに着目します。それ以外の値段は削除してしまい、「日付」と「終値」の表を作ります。
ここから1~2年毎にデータを区切って折れ線グラフを描いたり、いくつかの統計値を出します。1年は365日ですが、相場は休日・祝日は開かないので営業日ベースでは1ヶ月に20日強、年間ではざっくり250日程度なので、250の倍数で考えるといいと思います。
ですから1年は250日、2年は500日として計算すればよいということです。まずは少し幅を取って、500日で計算してみます。
このグラフでは直近の日が1820行なので、500日前は1321行になります。
その範囲で折れ線グラフを描いてみます。Excelであれば、「挿入」→「グラフ」にして、グラフの種類は折れ線グラフにします。
何となく9円と11円の間を行き来しているレンジ相場であること、またここ最近は10円を割ることが多いことが見て取れます。
次に実際に同じ範囲で最大値、最小値、中央値、平均値を出してみます。これはExcel関数を使えば、すぐに算出できます。最大値はMAX関数、最小値はMIN関数、中央値はMEDIAN関数、平均値はAVERAGE関数です。計算の範囲は先ほどと同じく、1321行から1820行になります。
それぞれの結果が出ました。平均値が9.8円、中央値が9.7円ですから、それ以下になったとき、できれば少し余裕を見て9.5円を割ったくらいから少しずつ買い下がっていくのがいいと思います。
たとえば私であれば、資金を4つに分けて9.4円、9.2円、9.0円、8.8円で分割して買い下がることになるかと思います。
もう少し余裕資金があれば5分割して、万が一8.8円を割っても8.6円でもう一回拾えるくらい余裕があれば、よりよいと思います。
南アランド円はヒストリカルには8円台中盤まで落ちたことがあるので、少し余裕を見て7円まで耐えられるくらい、つまり9.2円で買うのであれば、2.2円差、つまり南アランドは10万単位で売買することが多いので、22万円の余裕資金+証拠金約4万円で1単位のポジションを作るのに26万円あればよいかと思います。
もちろん、いくら下がるかは分からないので、30万とか35万円くらいあればより安全なのは言うまでもありませんが。
あとはオマケですが、スワップの高い業者であれば、ここ最近だと1日140円のスワップが付くので、1単位あたり140×360で年間5万円程度の利子が期待できます。30万円の証拠金で5万円のスワップが取れれば、年利に直すと15%を超えます。このご時世にけっこう凄い利回りです。
2014年3月20日木曜日
儲かる投資家になるためには、損切りができれば一人前と聴きますが
昔の相場師の本を読むと相場で儲けるためには何が必要か、という問いに対し、複数の大相場師が損切りの重要性を説いています。
確かに相場で利益を出すには、損は最小に止め、利益を最大化しないといけません。そのためには自分の想定条件が崩れた場合にはすみやかな撤退が必要ですし、その際に何がしかのダメージを受けることは避けがたい、むしろ相場で勝つための必要経費だと考えるべきだと言われています。
とはいえ、損切りは正直いって難しいと思います。理由の1つ目は自分の負けや誤りを認めるのは難しいということ、もう1つ目は実際に大切な自分の資産が減るわけですから、直接的な損失に耐えるだけの精神力が必要だからです。どちらにしろ、人間は損をするのが嫌いですから、この感情と戦わなくてはなりません。
自分も以前は経験しましたが、急激な逆方向への変動に遭っても(つまり買っているときの暴落や売っているときの急な暴騰です)、(これは一時的な下げですぐ戻るのではないか・・・)と勝手に期待し、結局もうひたすら想定と逆に相場が動き、最後、資金が飛んでしまうまで頑張ってしまうパターン。結局逆方向への動きに対応するためには、資金に十分余裕を持たせるだけでなく、一定のところで撤退する基準が必要だということです。
損切りについては、二つの考え方で自分のトレードに取り入れています。1つ目は古くからの相場技法で言われている「逆行10%」という考え方です。自分が入れた方向と逆に10%動いたら強制的に切るということです。たとえば、300円で入れた買い玉が270円を割ったら処分するということです。
何度かナンピンしていくと、多くのネット証券の画面では全部の玉の平均値が表示されるので分からなくなりますが、何月何日にどの株をいくらで買った(または売った)というのは、毎回記録に付けておくべきなので、その記録を元に以下のように損切りしていきます。
たとえば300円の株を10円刻みで270円程度まで下がる想定でナンピン買い下がりで追い掛ける場合、以下のような作戦になります。
◆1枚目 300円で買い、平均300円
◆2枚目 290円で買い、平均295円
◆3枚め 280円で買い、平均290円
この辺で下げ止まってくれて、310円くらいまで戻せば、(310-290)x1,000x3= 60,000円の利益になるのですが、ここから先は厳しいです。
◆4枚め 270円で買い、ただし最初の玉を損切りする。平均290円でもっていたので (270 - 290) x 1,000 = マイナス20,000円
全体の平均は (290+280+270) / 3 = 280円
◆5枚め 260円で買い、ただし2番めの玉を損切りする。平均280円でもっていたので (260 - 280) x 1,000 = マイナス20,000円(累計40,000円)
全体の平均は (280+270+260) / 3 = 270円
これが284円に戻ってくれば (284-270) x 1,000 x 3 = 42,000 で損失が帳消しになり、そこを超えると利益が出てきます(手数料は別途かかるので注意してください)。
さらに平均値を優位にするために、値段が一定レベルより下がったときに1単位ではなく、2単位とか3単位入れるという方法もあります。多少資金を多めに確保しておく必要がありますが。。。
もう1つのアプローチとしては、財務状況がよく、安定した商品などをもっていて倒産リスクが低そうな会社であり、なおかつ株価が200円以下(1,000単位として、購入に必要な資金は10万~20万円くらいを想定)であれば、損切りしないであえてナンピンして平均値を落とすポジション操作だけで持ちきっていく、という手法もあります。もし200万円資金があれば、株価が100~300円くらいの銘柄を最大10単位(10,000株)まで10回に分けて買うというやり方もあります。
ただし通常の個人投資家は、買いを中心にして、事前に設定した適切なレベルで損切りを実行するのがまずはよいかと思います。
確かに相場で利益を出すには、損は最小に止め、利益を最大化しないといけません。そのためには自分の想定条件が崩れた場合にはすみやかな撤退が必要ですし、その際に何がしかのダメージを受けることは避けがたい、むしろ相場で勝つための必要経費だと考えるべきだと言われています。
とはいえ、損切りは正直いって難しいと思います。理由の1つ目は自分の負けや誤りを認めるのは難しいということ、もう1つ目は実際に大切な自分の資産が減るわけですから、直接的な損失に耐えるだけの精神力が必要だからです。どちらにしろ、人間は損をするのが嫌いですから、この感情と戦わなくてはなりません。
自分も以前は経験しましたが、急激な逆方向への変動に遭っても(つまり買っているときの暴落や売っているときの急な暴騰です)、(これは一時的な下げですぐ戻るのではないか・・・)と勝手に期待し、結局もうひたすら想定と逆に相場が動き、最後、資金が飛んでしまうまで頑張ってしまうパターン。結局逆方向への動きに対応するためには、資金に十分余裕を持たせるだけでなく、一定のところで撤退する基準が必要だということです。
損切りについては、二つの考え方で自分のトレードに取り入れています。1つ目は古くからの相場技法で言われている「逆行10%」という考え方です。自分が入れた方向と逆に10%動いたら強制的に切るということです。たとえば、300円で入れた買い玉が270円を割ったら処分するということです。
何度かナンピンしていくと、多くのネット証券の画面では全部の玉の平均値が表示されるので分からなくなりますが、何月何日にどの株をいくらで買った(または売った)というのは、毎回記録に付けておくべきなので、その記録を元に以下のように損切りしていきます。
たとえば300円の株を10円刻みで270円程度まで下がる想定でナンピン買い下がりで追い掛ける場合、以下のような作戦になります。
◆1枚目 300円で買い、平均300円
◆2枚目 290円で買い、平均295円
◆3枚め 280円で買い、平均290円
この辺で下げ止まってくれて、310円くらいまで戻せば、(310-290)x1,000x3= 60,000円の利益になるのですが、ここから先は厳しいです。
◆4枚め 270円で買い、ただし最初の玉を損切りする。平均290円でもっていたので (270 - 290) x 1,000 = マイナス20,000円
全体の平均は (290+280+270) / 3 = 280円
◆5枚め 260円で買い、ただし2番めの玉を損切りする。平均280円でもっていたので (260 - 280) x 1,000 = マイナス20,000円(累計40,000円)
全体の平均は (280+270+260) / 3 = 270円
これが284円に戻ってくれば (284-270) x 1,000 x 3 = 42,000 で損失が帳消しになり、そこを超えると利益が出てきます(手数料は別途かかるので注意してください)。
さらに平均値を優位にするために、値段が一定レベルより下がったときに1単位ではなく、2単位とか3単位入れるという方法もあります。多少資金を多めに確保しておく必要がありますが。。。
もう1つのアプローチとしては、財務状況がよく、安定した商品などをもっていて倒産リスクが低そうな会社であり、なおかつ株価が200円以下(1,000単位として、購入に必要な資金は10万~20万円くらいを想定)であれば、損切りしないであえてナンピンして平均値を落とすポジション操作だけで持ちきっていく、という手法もあります。もし200万円資金があれば、株価が100~300円くらいの銘柄を最大10単位(10,000株)まで10回に分けて買うというやり方もあります。
ただし通常の個人投資家は、買いを中心にして、事前に設定した適切なレベルで損切りを実行するのがまずはよいかと思います。
2014年3月16日日曜日
保険という名の投資商品、貯蓄性保険
意外な金融商品として、生命保険があります。たとえば、一時払いの年金保険とか外貨建ての一時払い終身保険とかがそれに当たります。
実際、3年くらい前に外貨建ての保険に入った人は、1米ドルが80円くらいで契約して、2013年には105円まで行ったので、そこで解約すれば、解約手数料を取られても、たとえば200万円を預けていれば、為替差益で250万円くらいになる計算です。
デメリットとしては、口座管理の手数料が毎年1~3%くらい取られること、また為替手数料がこれまた銀行レートでがっぽり取られることです。利益の5%くらいはなくなる計算です。
メリットとしては、たとえば一時払い終身保険であれば、契約者が亡くなるとあくまで生命保険なので、最初に掛けた保険料プラス運用益くらいが、受取人に指定した人に入ります。
ただし、親が被保険者で子孫が受取人の場合は、普通に相続税をガッツリ取られます。また相続人でなくても贈与税が取られます。あまり旨味はなさそうです。
同じ効果を得たいなら、1~2倍くらいの低レバレッジで暴落のタイミングで豪ドルとかを買う方がいいような気がします。
唯一あり得る使い方としては、元本保証の変額保険で死亡保障付き投資信託と思って買い続けるくらいでしょうか。実際にリーマン前とかでは預けた400万円が500万円になったくらいのいい事例はあったようです。
それでも、手数料を考えると、死亡保障は別の形で最小限の保険に入り、資産運用は、たとえばドルコスト平均法で一定額もしくは基準価格がヒストリカルに見て一定以下の時にノーロード型投資信託をコンスタントに買う方がいいような気がします。
まあ死亡保障については、一発逆転で親父がなくなったときに残された妻子が急にリッチになるという"生命保険の"サクセスストーリーを聴くこともあります。死ぬ側の親父にとってはうれしくない話ですが。
ただし、そもそも家のローンがあれば団体信用生命保険で家の借金がチャラになりますし、高齢の奥さんであれば遺族年金がもらえます。ということで、葬式代と当面の生活費があれば、あとは家は心配ないし、最低限の生活費くらい残された者で何とかせい、というのが一家の主としての私の気持ちです。
ということで、私は家のローンを組むときに入った団信と自動車の保険、都民共済の死亡保障が1,000万くらいの標準的な保険にしか入っていません。あ、あとは自分が不始末をしたときのために、イオンカードの付帯得点として付いている、月額200円の損害保険には入っています。
ただし、そもそも家のローンがあれば団体信用生命保険で家の借金がチャラになりますし、高齢の奥さんであれば遺族年金がもらえます。ということで、葬式代と当面の生活費があれば、あとは家は心配ないし、最低限の生活費くらい残された者で何とかせい、というのが一家の主としての私の気持ちです。
ということで、私は家のローンを組むときに入った団信と自動車の保険、都民共済の死亡保障が1,000万くらいの標準的な保険にしか入っていません。あ、あとは自分が不始末をしたときのために、イオンカードの付帯得点として付いている、月額200円の損害保険には入っています。
2014年3月11日火曜日
金融機関に資産運用を相談すると、投資信託を勧められるが・・・
預金では物足りないけれど、個別株はまだ不安という人向けに、運用の専門家に自分のお金を運用してもらう投資信託という金融商品があります。
だいたい数百万円単位かそれ以上のまとまった金を持って銀行の窓口に行くと、この手の商品を勧められるでしょう。
これは買うべきか止めておくべきか? 答えを出す前に考えていただきたいのは、資産運用の相談をする銀行の窓口の販売員が、または大事な虎の子の資産をお任せする投資運用会社のファンドマネージャーが、なぜ自分のものでもない他人の金を運用する仕事をしているのでしょうか? 彼らは特別に良い人間で、高度な金融知識と豊富な経験で世の中の方を資産リッチにする使命に燃えた、ウルトラマンのようなチャリティの人なのでしょうか?
と考えれば分かるように、誰も未来のことは分かりません。分からない以上は、投資信託を買ってプロに任せても相場の動きはランダムなので、プロだろうがアマチュアだろうが、どうにもならないのです。これは私自身がリスク管理と安全投資を重視している理由でもあります。
先のことは分からなければ勝率は50%です。ところが注意しないといけないのは、投資信託は手数料(信託報酬や諸経費)が高いのです。売買時に手数料が掛かるし、その後も利益になろうが損失になろうが、年間2~3%が信託報酬や維持管理手数料として取られます。つまり100万円預けていれば年間3万円、1,000万円預けていれば年間30万円が運用結果に関わらず金融機関に抜かれていくわけです。
これは、30数年で元金がすっかりなくなる計算になります。
この条件で口座の資金を増やしていくには、年間4%以上の利益をコンスタントに上げていく必要がありますが、これだけの手腕をもったファンドマネージャーはなかなかいないでしょうし、何も知らなくても尤もらしいことを言う魑魅魍魎が山ほどいる金融の世界で(AIJ事件やマドフ事件を思い出してください)、そもそも私たち素人がそのような敏腕ファンドマネージャーをどのように探し当てるのでしょうか。
それ以前に、何かの調査結果によると日経平均やTOPIX(東証株価指数)の上昇分ほども上がらないファンドが大半なのです。プロがあれこれ調べて、あれこれ分析して、その結果投資しても、市場の自然な動きを上回ることは難しく、さらにその動きを何年にもわたって継続できる人は皆無と言ってもいいと思います。
では投資信託は止めた方がいいのか。私自身の答えはYesで、それであればスワップ金利の高いFXを値動きを見ながら低レバレッジで分割して買うか、動きのクセの分かりやすい株を集中的に売り買いするのがいいと思っています。
ただし、一つだけ有効活用できると思う投資対象があります。それは上記の日経平均やTOPIX(東証株価指数)、または最近導入された東証JPX日経インデックス400といった市場平均、あるいはニューヨークのダウ平均やS&P500、さらには世界全体の株式市場の動きと連動したグローバルインデックスと連動した投資信託商品で、株式市場で普通に買えるパッシブ型のETF (Exchange Traded Fund)です。
普通にファンドマネージャーが戦略を立てて投資していくファンドをアクティブファンドといいます。対照的に市場の指標(インデックス)に連動するように設定したファンドをパッシブファンドといいます。
パッシブといっても、限られた資金で、どれだけ市場全体の動きにシンクロするように銘柄を選んで配分を決めるかでは手間が掛かっているのですが、アクティブファンドのように調査や分析、決定などの手間暇はないので、信託報酬は年間0.x%程度が主流です。また売買の手数料も無料のものがたくさんあります。
たとえばカブドットコム証券のフリーETFなどは、その代表的な例です。この会社はメガバンクとその系列以外の銀行口座だと対応状況がショボいので、私はメインで使ってはいませんが、ETFをやってみるなら割安だと思います。
世界経済は上下しながらも、長期的には拡大していると言われています。ですからグローバルインデックスを長期で持てば、資産を増やすことができると聴いたことがあります。私はそろそろ地球のキャパシティに達するときが来て、成長も鈍化すると思っているので、この説には懐疑的ですし、別の研究では、20世紀の経済は順調に上昇したが、21世紀になってからはアップダウン状態だそうです。
ただしETFであっても買い方は同じです。一気に全部買わないで、過去1~2年の値動きを見つつ、中間地より安いとき、もしくは悪いニュースなどで大幅に下げたタイミングで資金の何分の1かを入れて、たとえば○○ショックのような暴落が来たときにも買い出動できるように、つねに半分もしくはそれ以上の余剰資金を残しておくべきです。分割売買、すなわち時間でリスクを分散するというのは、鉄則です。
だいたい数百万円単位かそれ以上のまとまった金を持って銀行の窓口に行くと、この手の商品を勧められるでしょう。
これは買うべきか止めておくべきか? 答えを出す前に考えていただきたいのは、資産運用の相談をする銀行の窓口の販売員が、または大事な虎の子の資産をお任せする投資運用会社のファンドマネージャーが、なぜ自分のものでもない他人の金を運用する仕事をしているのでしょうか? 彼らは特別に良い人間で、高度な金融知識と豊富な経験で世の中の方を資産リッチにする使命に燃えた、ウルトラマンのようなチャリティの人なのでしょうか?
と考えれば分かるように、誰も未来のことは分かりません。分からない以上は、投資信託を買ってプロに任せても相場の動きはランダムなので、プロだろうがアマチュアだろうが、どうにもならないのです。これは私自身がリスク管理と安全投資を重視している理由でもあります。
先のことは分からなければ勝率は50%です。ところが注意しないといけないのは、投資信託は手数料(信託報酬や諸経費)が高いのです。売買時に手数料が掛かるし、その後も利益になろうが損失になろうが、年間2~3%が信託報酬や維持管理手数料として取られます。つまり100万円預けていれば年間3万円、1,000万円預けていれば年間30万円が運用結果に関わらず金融機関に抜かれていくわけです。
これは、30数年で元金がすっかりなくなる計算になります。
この条件で口座の資金を増やしていくには、年間4%以上の利益をコンスタントに上げていく必要がありますが、これだけの手腕をもったファンドマネージャーはなかなかいないでしょうし、何も知らなくても尤もらしいことを言う魑魅魍魎が山ほどいる金融の世界で(AIJ事件やマドフ事件を思い出してください)、そもそも私たち素人がそのような敏腕ファンドマネージャーをどのように探し当てるのでしょうか。
それ以前に、何かの調査結果によると日経平均やTOPIX(東証株価指数)の上昇分ほども上がらないファンドが大半なのです。プロがあれこれ調べて、あれこれ分析して、その結果投資しても、市場の自然な動きを上回ることは難しく、さらにその動きを何年にもわたって継続できる人は皆無と言ってもいいと思います。
では投資信託は止めた方がいいのか。私自身の答えはYesで、それであればスワップ金利の高いFXを値動きを見ながら低レバレッジで分割して買うか、動きのクセの分かりやすい株を集中的に売り買いするのがいいと思っています。
ただし、一つだけ有効活用できると思う投資対象があります。それは上記の日経平均やTOPIX(東証株価指数)、または最近導入された東証JPX日経インデックス400といった市場平均、あるいはニューヨークのダウ平均やS&P500、さらには世界全体の株式市場の動きと連動したグローバルインデックスと連動した投資信託商品で、株式市場で普通に買えるパッシブ型のETF (Exchange Traded Fund)です。
普通にファンドマネージャーが戦略を立てて投資していくファンドをアクティブファンドといいます。対照的に市場の指標(インデックス)に連動するように設定したファンドをパッシブファンドといいます。
パッシブといっても、限られた資金で、どれだけ市場全体の動きにシンクロするように銘柄を選んで配分を決めるかでは手間が掛かっているのですが、アクティブファンドのように調査や分析、決定などの手間暇はないので、信託報酬は年間0.x%程度が主流です。また売買の手数料も無料のものがたくさんあります。
たとえばカブドットコム証券のフリーETFなどは、その代表的な例です。この会社はメガバンクとその系列以外の銀行口座だと対応状況がショボいので、私はメインで使ってはいませんが、ETFをやってみるなら割安だと思います。
世界経済は上下しながらも、長期的には拡大していると言われています。ですからグローバルインデックスを長期で持てば、資産を増やすことができると聴いたことがあります。私はそろそろ地球のキャパシティに達するときが来て、成長も鈍化すると思っているので、この説には懐疑的ですし、別の研究では、20世紀の経済は順調に上昇したが、21世紀になってからはアップダウン状態だそうです。
ただしETFであっても買い方は同じです。一気に全部買わないで、過去1~2年の値動きを見つつ、中間地より安いとき、もしくは悪いニュースなどで大幅に下げたタイミングで資金の何分の1かを入れて、たとえば○○ショックのような暴落が来たときにも買い出動できるように、つねに半分もしくはそれ以上の余剰資金を残しておくべきです。分割売買、すなわち時間でリスクを分散するというのは、鉄則です。
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