2014年4月9日水曜日

不動産投資が儲かるのかまだよく分からないので研究だけに留めています

以前から本を読んだり、他人の体験談を見て不動産投資について研究しています。

とはいえ、流動性が高く、あまり利益にならないようならさっさと損切りができる金融商品と異なり、不動産は動かすのにそれなりに時間や手間が掛かります。

また、B2Cビジネスであるため、支払い能力のない人、クレーマー、問題を引き起こす人などが店子になってしまい、経費と手間ばかり掛かる、なんてリスクも想定されます。そういう理由でどうにも二の足を踏んでしまっているのが現状です。

そうこうするうちに、職場の同僚や投資仲間に不動産投資を始めている人がいることを知りました。

Aさんは30代後半の独身女性。1年くらい前に投資用マンションを購入したそうです。そういえば、外資系ということで金があると思われているのか、時々不動産会社から「投資用マンションを買いませんか?」という電話が掛かってきます。外資系といっても、日系企業より多少は給与はいいかもしれませんが、劇的に変わる訳でもないのですが。

ちなみに彼女の収支を聴いたところ、毎月1~2万円の持ち出しだそうです。それを損益通算して、節税しているとのことでした。新築を買ったり多少無理したローンの返済プランを組んでいるのかもしれません。

とはいえ、赤字になるようではちょっと投資としては疑問です。そもそも新築物件はいろいろ経費が乗せられているので、割高だというのは、どの不動産投資家の本でも共通して書かれていることです。地道に割安な物件を探すしかないように思います。

Aさんは、「まあお一人様かもしれないから、そのときは自分の老後の棲家にする」と言っていますが、実際に利益を得て、適切なタイミングで損しない値段で売り逃げないと、ちょっと割の合わない投資になる恐れがあります。


また投資仲間のBさんは、年は私と同じ40代後半の独身男性。何でも友人が取引している不動産管理会社を紹介してもらって、そこでワンルームマンションを区分所有して、何とか副収入にならないか検討していました。

いちおう浅草橋だか、わりと需要はありそうなエリアに中古マンションを探し、それからオリックスとりそなの不動産投資用ローン(言い換えると事業用ローンですが)の審査を受けているそうです。オリックスは通る可能性が高そうですが、やや利率が高いようで、ちょっとそこが気掛かりです。

シミュレーションすると、月々の家賃収入からローンの返済額を引くと、1~2万円弱くらいのプラスになるとのことでした。その他経費や税金が掛かるので、実際の年間の手取りはそのまた半分くらいになってしまうかもしれません。

中古物件であること、またまあまあ信頼できる不動産業者と組んでいるのであれば多少は有利かもしれませんが、中古マンションということで、価値が少しずつ毀損していくことを考慮すると、できればもう少し利益が出て、しかも買い手が付かなくなる前に5~6年フル回転してもらったら、買った時とそう変わらない値段で売れればいいのですが、どうでしょうか。

ということで、彼らの展開をもう少し見させてもらって、自分でも利益が取れそうであれば、少し物件を見てみたいと思います。

とはいえ、多くの成功した草の根投資家が金融商品で出た利益で区分所有のマンションを買ったり、アパートを買ったりしているのを見ると、もし挑戦するならローンが組みやすいサラリーマンであるうちにやるべきだとも思います。

一つ言えるのは、うちの近所の長者どんのように、自分の土地を売って(それを建売住宅の業者が買って、さらに私が家ごと買ったわけですが)、それを資金に残った地所にアパートを立てて、という無借金の経営であれば入ってくる家賃が丸々収益になるので、無借金もしくは低借金経営であれば、何とかなりそうな気はします。

とりあえず身近な人のやり方をもう少しスタディさせてもらおうと思います。

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